ナイトレンズ(オルソケラトロジー)

寝ている間に視力矯正!いま注目を浴びるオルソケラトロジー

湘南台はた眼科では、新たな屈折矯正治療としてオルソケラトロジーを開始いたしました。

オルソケラトロジーとは?

オルソケラトロジーは、寝ている間に専用のハードコンタクトを装用する事で視力回復し、朝レンズをはずしても裸眼で過ごすことができるという、新しい視力矯正法です。

一般のコンタクトレンズは、日中レンズを装着し、視力を確保します。一方ナイトレンズ(オルソケラトロジーレンズ)は、夜寝る前にレンズを装用し、起床時にレンズを外します。寝ている間に角膜の形状が矯正され、日中は視力が回復した状態を保っているので、裸眼で生活できます。
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オルソケラトロジーの効果

個人差はありますが、1週間くらいで十分な視力が得られます。早い方は、翌日から視力が0.7位出る方もいらっしゃいます。

特殊な形状のコンタクトレンズを使用するため、最初はゴロゴロという異物感を感じるかもしれませんが、2日目、3日目と角膜が矯正されるにつれ異物感は薄れてきます。

ナイトレンズ(オルソケラトロジーレンズ)のしくみ

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①見た目は普通のハードコンタクトレンズですが、内側が特殊な形状をしています。
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②レンズを装用して就寝します。酸素不足を起こさないよう、レンズは酸素透過性が高くなっています。
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③寝ている間に、高い視力を得られるように角膜の形状が矯正されます。
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④起きた後、レンズを外しても、角膜の形状が維持されている間は、裸眼でも高い視力が得られます。

 

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ナイトレンズ(オルソケラトロジーレンズ)の安全性

オルソケラトロジーは、アメリカで30年以上前から研究・施術され、現在はアメリカ・ヨーロッパを中心に、世界各国でその安全性と効果が認められ、実施されています。レンズの装用を中止すれば、角膜の形状は元に戻りますので、安心してお使い頂けます。夜間装用なので、ほこりが目に入ったりせず、レンズの紛失する心配も少なく、安全・快適です。

まれに結膜炎や黒目に傷がつく場合(1,000人に1~3人の割合)がありますので、異常を感じましたら、すぐに中止して眼科へ受診して頂きますようお願い致します。

また、使い方を守らなかったりレンズケアを怠ると、通常のコンタクトレンズと同様のトラブルが起こる可能性があります。トラブルを未然に防ぐためにも、定期検査を受ける必要があります。

レーシック vs. オルソケラトロジー

レーシックは角膜を削って形状を変化させることにより見えるようにする手術ですが、オルソケラトロジーは専用レンズを装用して、角膜の形状を矯正します。そのため、オルソケラトロジーの場合は、中止すれば角膜を元に戻すことができ、メガネやコンタクトレンズなどの他の矯正方法に切り替えることも可能です。

最近では、アメリカや日本国内で「レーシック難民」の問題が指摘されております。これはレーシック後に余計に悪くなるばかりか、レーシックという「手術」をしてしまったがために、二度と元の状態に戻らず、多くの患者様が路頭に迷っている問題です。

オルソケラトロジーのメリット

近視の進行を遅らせる

オルソケラトロジーを継続するとこどもの近視の進行が抑制されることが筑波大学の研究により報告されています。アメリカやアジアでも同様の報告があり、国内では他の大学でも同様の研究が始まっています。特に若い方に近視の進行を遅らせる効果があります。

メガネやコンタクトレンズからの解放

職業上メガネが難しかったり、コンタクトレンズの不快感から解放されたい方へ。

花粉症・ドライアイの方に

日中は裸眼のため、いつでも点眼ができます。ドライアイや、軽いアレルギーの方にもおススメです。

裸眼でスポーツを楽しめる

あらゆるスポーツや、水中のスポーツをされる方まで、裸眼で安全にスポーツを楽しめます。

レーシックに抵抗がある方へ

「レーシックは手術なのでこわい」という方へ。オルソケラトロジーなら、中止すれば元の状態に戻りますので安心です。

取り扱いが簡単

レンズの取り扱いは一般のハードコンタクトレンズと同様です。また、夜間装用なので、日中装用のようにゴミなどが目に入ることもなく、レンズを破損・紛失するリスクも少なくなります。

オルソケラトロジーのデメリット

合併症が起こる可能性

従来の昼間装用ハードコンタクトレンズと同じ合併症が起こる可能性があります。
症状が出た場合はレンズの装用は中止して、早急に診察を受けてください。

効果に個人差がでる

視力が安定するまで見え方が変動することがあります。また、人によっては夜間にまぶしかったり、にじんで見えたりする可能性があります。

強度の近視・乱視の方

強度の近視(-4.00Dまで。裸眼視力0.05以下だと効果が期待できない可能性が大きい)、強度の乱視の場合は、十分な効果が期待できない場合があります。

目に病気がある方は適応できない場合がある

眼科的疾患(充血・黒目に傷など)、重度のドライアイ、重度のアレルギー体質など、目に病気がある方は適応できない場合があります。まず適応検査を受けて頂きその結果をもとに判断致します。

 

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オルソケラトロジー治療の手順

オルソケラトロジーの治療は、以下の手順でおこないます。

初回検査

まず視力などの検査、診察を行い、オルソケラトロジー治療を受けられる基準をみたすか判断します。初回の適応検査は、1~2時間位かけて行います。適応検査の結果をもとに、オルソケラトロジーが可能かどうか判断致します。

試用体験

適応検査で基準を満たせば、実際にレンタルのレンズを装着し、約1週間の装用体験をしていただきます。

確認検査

お試しレンズを1週間装用後、効果確認のために再度検査・診察をおこないます。専用レンズを決定し、レンズの発注をします。

ガイダンス

レンズができあがったら来院、装用、製品取扱、今後のスケジュール等の説明をおこないます。正しい方法を理解していただいてから、正式にスタートです。

定期検査

1週間後、1か月後、3か月後、以後3ヶ月毎に定期検査をおこないます。3年に1度、レンズ交換が必要です(別途費用)。

レンズの装用を中止すると、約1ヶ月位で角膜の形状が元の状態に戻り、普通のコンタクトやメガネなど他の矯正方法へ変更することができます。万が一合わないと感じても、いつでも中断できます。

オルソケラトロジー治療の費用

健康保険は使えません。自費(保険外診療)となります。

流れ 検査内容等 金額
初診時 ご説明・適正検査 6,000円
翌日 オルソケラトロジー1週間お試し開始(レンタル) 60,000 円
(=お試しレンズの保証金)
※1週間後ご来院時に返金
1週間後 ・お試しレンズの確認検査
・お試しレンズのご返却に伴う保障金返金
【1】オルソケラトロジ―を開始する場合 → レンズお渡しで治療スタート
【2】オルソケラトロジ―を断念する場合 → 終了
【1】147,000円(※①)
【2】127,000 円(※②)~ 73,000円(※③)返金
その後 ・定期検査
・レンズ交換
レンズケース・スポイト無料提供。3年目レンズの交換は、96,000円(※④)

※①:片眼の場合、90,000円。度数交換は6ヶ月以内なら何度でも可能。破損交換は1年以内なら左右1回づつ可能(但しレンズが半分以上残っていることが条件)。紛失による再購入つきましては、レンズ一枚につき30,000円頂きます。

※②:1ヶ月以内でご解約の場合、お支払いいただいた147,000円のうち123,000円を返金致します(レンズの返却が必要です)。

※③:1ヶ月~3ヶ月以内でご解約の場合、お支払いいただいた147,000円のうち73,000円を返金致します(レンズの返却が必要です)。3ヶ月以降の解約での返金は応じかねます。

※④:片眼の場合は66,000円。3年間無料の定期検査を致します(ケア用品は別途)。

追加費用

治療中に、眼球の状態によっては、医師の診断によりコンタクトレンズの装用を中止し、点眼等の薬剤投与が必要な場合があります。

オルソケラトロジー治療が原因であるものは全額自費負担で、そうでないものは保険での診療費が別途必要になります。10万円を越した費用は補助が得られます。医療費控除の対象になりますので、詳しくはこちらの国税庁による回答ページをご覧下さい。

※オルソケラトロジー(角膜矯正療法)による近視治療に係る費用の医療費控除|国税庁

 

こちらから

日本人の角膜形状に合わせた純国産ナイトレンズ(オルソケラトロジーレンズ)

ブレスオーコレクト(Breath-O correct)

従来の国内で採用されてきたナイトレンズ(オルトケラトロジーレンズ)は、海外のメーカーであるがゆえに欧米人向けの作りで、日本人にはカーブが合わないケースが見られました。

当院では2012年7月に東レが製造した日本人の角膜(黒目)の形状に合わせた純国産の最新ナイトレンズである<「ブレスオーコレクト(Breath-O correct)」をオルソケラトロジーに使用いたします。ブレスオーコレクトは厚生労働省の認可を受けています。

欧米人と日本人の角膜形状の違い

一般的に、日本人の角膜は欧米人の角膜に比べ、中央部の突出が少ない形状になっています。中央部の突出が少ない角膜形状には、同じように丈が浅めのレンズがフィットします。

欧米デザインの丈が深いレンズを中央部の突出が少ない角膜に装着した場合、次のような現象が発生する懸念があります。

  • 角膜への無理な吸着がおこる
  • フィットしていないため涙の交換が良好に行えない
  • 角膜上皮(黒目の表面)を無理に形成してしまい、目に大きな負担がかかってしまう

一方で、一般的な日本人の角膜形状に適した丈が浅い構造のレンズを処方することで以下のようなメリットがあります。

  • 角膜上に自然に安定
  • 涙の交換が良好におこなえる
  • 全体にフィットしているので角膜上皮のみを安全に矯正

しなやかで割れにくい「やわらか素材」

ブレスオーコレクトは、東レ株式会社のしなやかで割れにくい「やわらか素材」を使用し、割れにくいハードコンタクトレンズです。

また高い酸素透過性をもち、睡眠中も角膜へ十分な酸素を供給します。レンズによごれが付着しにくく装用感のよさも特長です。

 

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